本当はこの日に書いてはいけない内容なんでしょうが、これを正式にアップする頃にはすでに発売もされているでしょうからあえて書くことにします。来週のテニスなんですが…ついに出てくるらしいね北海道。出来れば派手な見せ場でプライド砕かれるよりも、六角や獅子楽あたりに地味に負けて欲しいと思っていた他校至上主義な私ですが、どうやらそうもいかないらしい。というのもこれまでテニスの王子様の中で有り得ない存在が出てきたからね。そう…キャプテン翼にもスラムダンクにもミスフルにもルーキーズにもアイシールド21にも存在しているのに、何故かテニスの王子様には存在していなかった者…可愛い女子マネージャーさんだっっ!! 北海道代表にはそんな奇跡のような女の子が入部しているのです。しかももの凄い美少女ですぜ兄さん! 某所で見たネタバレのおかげで突然脳内でカーニバルが開催されてしまいました。やれば出来るじゃないか作者。
北海道のチームに可愛いマネージャーといえば、キャプテン翼の松山くんの恋人である藤沢美子ちゃんを思い出してしまった。レギュラー人数分作ってきた白いはちまき…でも彼の分だけは白い糸で告白が刺繍してあって。そして対南葛戦に敗北したのちに、彼女は内緒で外国に転校してしまうのだよっ! 試合終了後にそのことに気がついた松山は彼女を追って空港まで走るのだ。そしてフライト直前の抱擁…思えばこの展開が私に必要以上のマネージャーに対する夢を抱かせたかもしれないなあ。懐かしいであります。もちろんそれを加速させたのがスラムダンクの彩子さんで、暴走させたのがミスフルの凪さんなんだがね。
でもそう上手く行かないのがテニスの世界なんだな。どうやらその女の子…名前は寿葉ちゃんとおっしゃるようだが…この子も所詮は越前要員。どうやら関東優勝で存在を知った追っかけみたいな存在でした。でも実は部員に極秘に送り込まれた偵察員だったという。でもよく見てみたら先週と似たような展開ダナ。取材班が女の子になっただけ。だったら変装というオチのあった紳士とマムシバージョンの方が楽しかったかもしれない。でも可愛い女の子ってだけで世間も私も許すんだろう。まだ実際のははっきりと見ていないけれど、桂正和系のホンマモンの美少女でした。顔と体のバランスがおかしいことも目をつぶってしまいそうな今の私。
でも北海道民としてはどうしようもなく割り切れない面もあるんですよ。彼女の言葉というか…方言ってどこの地方のやつなんでしょうかね。誤解して欲しくないのは、北海道ってあそこまで極端に訛っていないです(断言)。そもそも方言を使うほど歴史ってもんがないんですよ、こっちは。東北っぽいのかなと思いもしましたが、でもそれじゃ東北の人たちに失礼かもしれないくらいの言語でした。寿葉ちゃんってどこの出身なんだろう。今後どういう設定が出てくるかは知りませんが、彼女が管理人が育った道東(十勝や釧路や網走や根室)出身じゃないことを祈っています。どちらかといえば『どこぞの山奥で育った赤月巴ちゃん』の方が正しい道民なんですよー。
でもね、これはあくまでも私の主観なんですが、結局はこの子も主人公とヒロインを結びつける当て馬的要素が満載だよね。というか『リョーマくんの事を理解出来るのは桜乃ちゃんだけなのよー』みたいな部分がプンプンしていた(笑)。それはそれで主人公とヒロインだから全然良いことなんだけれど、でも他の女の子がその犠牲になるのは、女性の立場から見るとちょっと辛いかもしれない。ゲームの汗と涙シリーズの冒頭でこの二人を引き合わせたプレイヤーの『私本当はここにいちゃいけないんじゃ…ひょっとして邪魔してたりする?』という複雑な気持ちを思い出してしまいました。もちろん寿葉ちゃんにもきちんとしたお相手が欲しいと思うところがあるけれど、そんなに具体的な設定もいらないな。もし北海道の男子テニス部の中に彼氏がいたなら、恋人を偵察に向かわせる鬼部員が完成してしまうので嫌なのです。
でも可哀相に、結局は寿葉ちゃんも北海道代表も悪者のまんま退場になってしまったかもです。まあやっていることが完全にスパイ行為だからなあ。結局本番の全国大会の時に「なにぃ? マネージャーの情報と違うぞ?」といった感じでやられてしまう確率100%ってとこかな(わずか一週で、しかも3タテで)。先週出てきた東海代表なら立海に倒される展開もありだとは思うけれど、寿葉ちゃんは直接青学と関わっちゃったからなあ…。
「北海道代表だからさあ、部員みんな明るくて優しくて素朴な性格をした子ばかりだと期待していたんだけどなあ。そしていざコートの上に立つと沈着冷静で格好いいの。戦った相手の強さはきちんと認めるタイプだから、立海や氷帝や六角や不動峰のレギュラーとも友達だったりしてさ。もちろん全員美形でね…」
「それはいくらなんでも夢を見過ぎだ」
|