DIARY

2004/08/30 小悪魔…?
ジャンプにフジリューこと藤崎竜先生がお帰りになられたよーッ。サクラテツ完結以来すっかりご無沙汰していたものだから、すっかり漫画屋さんの看板を下ろしてしまったのかもと不安がっていました。やっぱりの堂々たる巻頭っぷりで良いですね。世界観は未だに明らかになっていない感じですが、見知らぬ世界に放り出された女の子の視点がそのまま読者の視点になりそう。主人公のシオくんが結構好きな私は、封神では武吉くんが好きだったのよ。そしてやっぱり美しいんだ…絵が。表紙もカラー原稿も額縁に入れて飾っておきたいくらいだよ。だとしたら一体生の原稿はどんなレベルの美しさなんだろう(マク子さんで描いているのかな?)。ただ内容がマニアックだと思われるので読者を相当選ぶかもしれない。ファンもマニアックだからそれでいいのかもしれないけれど…とにかく不本意な打ち切りだけはゴメン被るぞ!!
ボーボボはこの頃ちょっとマンネリ? 大丈夫? といった感じの展開でしたが、今回は大笑いさせて頂いたので全部許す。なんてったってマスターハンペンの大復活祭だよー。みんな飲め! そして歌え! こいつはもしかしたら天の助や魚雷先生のようにレギュラーの座確定だったりします? それにしても敵に巨大化させられたへっくんの鼻の穴から登場とは、渋いぜマスターッッ。そして今度の相手は裏四天王の一人であるハロンオニ。これってもしかしたら四天王のハレクラニと対になる存在だったりするのだろうか。だとしたらあと3人は軍艦・プルプー・OVERと似た戦士がいるのかも。しかも彼の姿も戦い方もデビュー当時の読み切り作品の『小悪魔コロン』と一緒だ。どうしよう…年甲斐もなくワクワクしているんですけれどーッ。
テニスに関してはもう何も言うことないです。ただあの円陣はやっぱり立海は仲良しさんだったのねーという感じで幸せでした。ただやっぱり主人公がなー。弦さんの最後の言葉って、全国を知っている人間としての一種の励ましみたいなものだったと思うんですよ。知っている人間だからこそ言えたみたいな…でもそれを「負け惜しみ」の一言で笑い飛ばされると、本人も立場はないし、立海のファンだって悲しいだけだろうに。この作者って本当に主人公以外のキャラに愛が注げないんだなと思いました。そのせいか新キャラとして登場した千歳くんも、散々えらそうな発言を繰り返したのちに主人公にボコボコにされて捨て台詞吐かれて忘れ去られるんだなーと妙に悲しい気持ちになったのです。バンカラ兄ちゃんは激しく好みなんですけれどね。
 
この頃ミスフルの掲載順位が低くなってきていて、ついにうちの旦那にまで心配されるようになってしまいました。シャーマンキングのラストを見てしまった影響もあるんだろうが…主人公が持っている果物が真実を語っているってか?(蜜柑=未完)
「こいつらもう全国で戦っているんだろ?」
「いや…県大会。しかも上に強豪が3チームも残っている…」
頑張れ、鈴木信也!!
2004/08/26 ビュティもうちにやってくる
昨日の札幌紀行ですが、やっぱりというか帰りにアニメイトに寄ってしまうダメダメな私。それでもこの頃はネオロマンス系の等身大ポスターが少なくなってきて、随分と入りやすくなってきました。一時はゼフェルやらセイランやらに見つめられながら入店しなくてはならなくてね。恥ずかしすぎて俯いていた小心者がここに…これって買っていた人はどんな気持ちでいたんでしょう。懐かしい話ではガールズサイドの抱き枕も、今考えてみると結構恥ずかしいアイテムだったかもしれません(←流石に持っていないです)。
今回の目的はボーボボの新作DVDでした。ジャケットのビュティさんが実に可愛いらしい。あとは同人アンソロジーの中に立海オンリーのが出るという話を聞いたので、それも買えたら嬉しいかなって。それにしても本当にグッズは出ないなあ…そんなに立海ってマイナーなんだろうか。それともスタッフに一方的に嫌われているんだろうか。だって不動峰やルドルフや山吹はいっぱい出ているじゃん…そう言えば六角もないな。きっと青学と氷帝で充分に元が取れているんだろうな。でも新製品の子乾と子蓮二のツーショットの下敷きは、買おうかどうか随分迷ったです。可愛い過ぎるよ子蓮二。そんでもってアンソロジーの方も無事に買うことが出来ました。まあオンリーというよりは『氷帝と一緒』という感じですかね。それでもいーのだ。私はドリームもモーホー系も拝見しますが、個人的に一番好きなのは全員参加のギャグものなんですよ。それでなくてもあんなに仲良しで、楽しい連中なのに。それは同人誌の書き手さんたちもわかっているみたいで…わはは、とても面白かったです。原作ではもう活躍の場はないと思われるので、微妙ではありますが密かにこんなところで萌を補充しているのです。
 
ボーボボの今回の巻末おまけは子安さんの単独インタビューだったです。アフレコ現場にボーボボが突入して声優さんたちと戦うのだ! 小野坂さんの台本アタックは本気で効いていそうな気がするんだけれど。子安さんもこの作品については「見たことないタイプのアニメ。シュールでもなければ、コメディでもない」と断言されておられましたね。そうかそうか…子安武人にそこまで言わせてしまったか(笑)。ちなみにアフレコはノリが命! セリフや歌が頭から離れなくてつい口ずさんでしまうことも多いそうな。ちなみに好きなキャラは首領パッチなんだとか。
2004/08/25 ピカソという人
札幌の近代美術館にて、パブロ・ピカソの展覧会が行われているので行って来ました。夏休み期間を利用しての大きな展覧会だったらしく、なんと今週末には終わってしまうのです。あのピカソですぜ? 話の種に見たいと思い、それでもこういった趣味は私しか持っていないので、子供は必然的に預かり行きになりました。ごめんね。でもあの地獄のような人の渦に連れていったら絶対トラウマになるって。
その通りにピカソ展はもの凄い人人人でした。チケット売場に特別のスペースが設けられていたくらいだもんなー。はたして作品を見に行ったのか、人にゴロゴロと洗われに行ったのか…よくわかりません。有名作家の上にめったに見られないジャクリーヌコレクションということで、みんながゆっくりゆっくり見てゆくのね。入り口なんて特に団子状態。私の前にいた人なんて図録片手に一つずつ解説しあっているので、なかなか前に行けずに困ってしまいました。それも正しい見方なんだろうけれど…空気読もうね。あと小さい子供に「帰りたーい」と言われているお母さんを気の毒と思いつつ、笑ってしまいました。気持ちはわかる…今回を逃したら一生見られないかもしれないもんね。
ピカソというとやっぱりシュールでちょっと難解な内容を思い浮かべる人が多いでしょう。実際に夢に出てきたらうなされそうな作品が大半でした。本人にとって作品というのはその時の気分を表す日記のような役割を果たしていたんだそうで。それゆえに特に女性関係による修羅場の時期の作品は丁度戦争の時代だったこともあるんだろうけれど(ゲルニカの頃です)、もの凄いオドロオドロしさでした。死の直後に結婚した若い妻のジャクリーヌを描いた頃が一番好きかも。思わず絵葉書買ってしまいました。でもそのジャクリーヌもピカソが亡くなって半年もしないうちに自殺してしまったんですって。なんか儚い話だなあと考え込みながら帰ってきました。
 
そう言えばあのムンクの『叫び』という絵画が盗難にあったんだそうで。でもこういった有名すぎる作品を盗むと、すぐに足がついてしまうって聞いたことがあるぞ。要するに盗品だとわかっていて手を出す人がいないってことですね。私だって死ぬ前に一度は見てみたい作品なんだから早く返ってきてくれよっ。
2004/08/23 祝☆優勝
昨日日記に書いたばかりの甲子園にて、なんと本当に駒大苫小牧が優勝してしまいました! 真紅の優勝旗が初めて津軽海峡を越えて北海道までやってくるわけだ。すげーな、すごいです。テレビも見ていたんだけれど、負け試合だったものだから途中でやめちゃったんだよね…まさかその後に壮絶な点の取り合いがあったとは。ここに記して一生悔やみ続けることにしました。13対10かあ…きっとスポーツ根性モノを越えるような熱い何かがあったと思われるのよ。そして直後のオリンピックの女子マラソンでも同じように途中で寝てしまうという過ちを犯してしまうんだな。バカ過ぎる。でも本当におめでたい話です。これで北海道の球児たちがますます元気になってくれることを道民の一人として心から祈っているのであります。がんばれ。
でもこんなこと一生に一度あるかないかの出来事だと思うので、早速早朝にコンビニに出かけてスポーツ新聞を買ってきました。でも残りあと一部ずつのギリギリ状態。なんていうか、こういうお祭り騒ぎが大好きなんだろう、北海道の人たちは。
 
本日の脳内会話
 
「武装連金も連載一周年を迎えたんですねー。人気投票が開始されるらしい」
「むむむーっ、こいつは悩むところだな」
「もしお前なら誰に投票する?」
「本命はやっぱり斗貴子さんだが、妹のまひろちゃんも捨てがたい…いや、何より捨てがたいのはまひろちゃんの友達二人だな。眼鏡ショートもツインテールも実にいい…」
「そう言いながらブラボーに入れる奴だよ、お前は」
 
まさかこの作者の女の子に萌える日が訪れるとはなー。るろうに剣心の頃は信じられなかったことだよ。
2004/08/21 おめでとう、そしてありがとう
全国的に見て北海道という地域ではスポーツ関連で弱いというイメージはないですかね。それはやっぱり雪だとか、試合会場の暑さとか、他の地域に比べて北国独自のハンデもあるわけで…私自身自分が生きている間に北海道代表が甲子園でベスト4に入る事なんてあるんだろうかと漠然と思っていました。でもそういった伝説も破られる為にあるんだなあと痛感中です。駒大苫小牧、決勝進出本当におめでとう。点の取り合いで一時はどうなるのかと思ったけれど、本当に熱い試合を見せてもらえたなと感動しています。決勝の相手は春と夏の連覇を目指している強豪校。次の試合も『勝つ』というよりは、『最高の試合をする』という感じで頑張ってほしいです。現在は岩見沢市民の管理人ですが、三年前までは苫小牧の人でした。どこかで選手とすれ違っているかもしれないにょ。部長の佐々木くんが結構いい男でした。
 
駒大苫小牧の校歌を作ったのが、北原白秋と山田耕作だと知ってびっくり。ヒットメーカーじゃのう。
2004/08/19 君が好きだと叫びたい
スラムダンクのコミックスがこの度一億冊を突破し、作者の井上雄彦先生がお礼の新聞広告を出していたのだとつい最近知りました。丁度実家に帰っていた時だったのでリアルタイムでは見られなかったけれど(実家では地方新聞をとっていた為)、帰宅してようやく実物を見ることが出来まして、現在も幸せに浸っているところです。我が家の新聞には主人公である今の桜木花道の姿が…『いちばん楽しんだのは、僕かもしれない』という井上先生の言葉を拝見して泣いてしまいましたよ。この人は今でもこの作品を、物語を、登場人物を、そして彼らと過ごしたあの時間を、今でも本当に大切にしてくれているのだということが痛いほど伝わってきたから。
ホームページにも出かけてメッセージを残してきました。そこにはもちろん今の湘北レギュラーの姿もありました。大歓声の中にあの頃と変わらない汗まみれの姿で…花道も、流川も、リョータも、三井も、そして赤木キャプテンも。(木暮副部長がいなかったのはちょっとだけ寂しかったけれど。)なんか胸に迫るものがあって、自然とこっちも汗に包まれていたりして。スラムダンクのキャラは悪い奴がいなくてみんな大好きなのですが、やっぱりこの五人には感情移入しまくっていたからなー。このマンガと出会えて嬉しかったと何度も思ったけれど、またこの時期にも会えたことに心の底から感謝です。ちなみに一億冊の中には私が購入した分も当然入っています。結婚してすぐに幽遊白書とセーラームーンと一緒に売っぱらってくれたおかん…あんたって人は…。買いそろえようかな。無性に見たくなってきた。
テニスがそういう展開だったからというのもありますが、この頃になって思い出していたのは県大会の湘北VS陵南戦でした。赤木くんが全国を渇望していたからこそ絶対に湘北に勝って欲しかったけれど、でも実際に決着がつくと陵南が負けてしまったことが悲しくてたまらなかったです。どうしてがんばった奴全員を連れていってやれないんだーってしばらくブツブツ言っていた記憶がある(笑)。それだけ展開に引き込まれていたんでしょうね。今ではなかなかお目にかかることの出来ない力のある作品でした。
 
ちなみに管理人が単体で好きだったキャラは花道の親友だった水戸洋平くんと、海南大附属のルーキー清田信長でした。洋平はバスケ部員ではないので、見守る側から何度も花道を救い、そのたびに名台詞を吐いています。花道が初めてダンクを決めた試合の翌日に、「あの歓声が聞こえなかったのか?」と声をかけるシーンが好き。大好き。
信長は追いつめられた時に叫んだ「王者海南をなめるなーっ!」というシーンが忘れられません。アニメではこの二人って同じ声優さんが声をあてていたんだよ。森川氏すげーや。
2004/08/17 大人のお○ちゃ
怪しげなタイトルさらしてすんまそん。加えて期待してクリックしたお客さまにはもっとすんまそん。そんな内容の話ではないんですよ。ただ管理人の病気再発というか、時々意味のないどーしよーもない品物を購入したくなっちゃったのです。きっかけは今年のバカみたいに暑い夏。加えていちごミルク味のアイスにはまったこともあって、無性にかき氷器が欲しくなったのでした。でも流石に時期が外れていたらしく、どこにもないや。たるんどるぞダ○エー!! 仕方ないので電化製品のコーナーへ行ってミキサーを購入してしまいました。お茶やふりかけを粉々に出来るミルミキサー付き。ちょっとお高い大人の為の遊び道具みたいなものです。
早速帰宅して作ってみました。入れた氷が大きかったのか、それとも時間が短かったからなのか、かき氷は思ったようなサラサラ状態ではなかったな。ちょっとガッカリ。しかも急いで食べないとすぐに溶けてしまうのだ。食べるのも大変です。
でもやっぱり手作りジュースは美味いな。バナナとミルクと豆乳がオススメ。やめた方が良いのは大根。人参とりんごを一緒に突っ込んでも辛さが際立って飲めません。でもお通じには良さそうだね。まあ洗うのがめんどくさいだの息子が悪戯を企んで近寄って来るだの色々ありますが、しばらくは遊べそうです
2004/08/14 同人ラプソディ
そういえば夏コミの季節だなあとしみじみ思う今日このごろ。半年前の良い思い出を噛みしめている管理人であります。楽しかったなあ…あの時いた皆さんはまた売り子をしていらしたのでせうかね。私もまた行ってみたいと思ってはいますが、流石に夏は体力がついていきそうにないです。寒いところからあったかいところに出かける冬とは感覚が違うと思うのね。でも参加者も2〜3sは体重が落ちるのだと聞いたことがあるな。だったら行った方がいいのか? 
もし行っていたとしたら今回は多分東のテニスがメインだったんだろうなー。半年前まではキャラの区別さえついていなかったくせに(笑)。ちなみに読み手としては別にやおいものでもかまいません。個人的にはヘタレ攻めと確信犯受けが好みだ。ジャブン・ヤギュニオのダブルス組はもちろん、真田攻めならば相手が柳でも幸村でも美味しく頂けます。赤也はやっぱり部長かジャッカルに可愛く甘えながらの総受けということで。
ノーマルものは…お恥ずかしいのですが、テニスに出てくる女の子のことを私がよく知らないんですよ。三つ編みの女の子が主人公に惚れているのは知っていますが、実は二人が付き合っているのかどうかも知らないんです。女の子の片想いに近いものだと思っているのですが。あと桃城と海堂に相手がいて、それが公式の御三家という話は聞きますね。同盟も結構あるみたいだし(でもその子たちと立海のカップリングを支持する同盟も多いから余計に混乱してしまふ…)。もしかして三年の先輩たちの立場がなかったりする? でもどこかで『公式の裏設定として大石くんに恋人がいる』って聞いたのですが、本当なんだろうか。そういったことも詳しく知りたいような、知りたくないような。知らないからこそ好き勝手が出来ているんだって自覚だけはあるもんでね。これでもし乾くんに公式の恋人がいたとしたら本気で落ち込んでしまうぞ。
 
ただテニスの場合は沢山同人誌のアンソロジーも出ているので、わざわざコミケに行かなくてもいいのかなーと思っていたり。先日も他校オンリーのやつを買ってしまいました。立海も沢山出ていて良かったよ。しかもジャッカル愛されまくりじゃん。ブン太に愛され、赤也に愛され、仁王に愛され、真田と柳生に殴られる…それでこそ私たちのジャッカル。
2004/08/13 魔法使いと一緒
今日はばあちゃんにお子さまを預けて、ママは映画館に行って来ました。しかも今更ハリーポッターだってサ。いいじゃんいいじゃん見たかったんだから。原作はまだ途中で止まっているけれど、せめて映画は制覇したい…あの一生懸命な子供たちが大好きなんですわ。あとはね、映画館が新しくオープンしたみたいで。これまでバラバラの建物が一つの場所にまとまったらしいのですよ。そういう映画館って行ったことなかったからなー。好奇心も働きました。やっぱり綺麗な建物っていいよ。昔江戸川乱歩の映画を友人と見に行ったことがあったんだけど、それが上映中に何かの香りを流すということをやっていたのね。でも建物が古いとそれがよくわからない(笑)。結局トイレのかほりとごっちゃになっていたような気がする。良い思い出だけどね。でも夏休みはやっぱり家族連れが多いぞ。みんなハリーを見に来たかと思いきや、実はポケモンだったらしい。あれって子供だけにおまけをくれるんだよねー。おかげでチケット売場がもの凄く混雑してしまって、ギリギリの入場になってしまいました。指定席はなんとか取れたけれど、ポップコーンもコーラも買えなかったヨッ。寂しかったヨッ。でも朝一番で見た場合は代金が5百円引きになるからちょっとラッキー。
映画は長かったといえば長いのですが、それでもきっちり楽しんで来ることが出来ました。確か今回から監督が変わったんだよね? なんかハリーが大人になって反抗期に突入バージョンにになっていて、おばさんはつい母親の感覚で見てしまっていました。冒頭の親戚のバーサンを膨らませるシーンはユカイツーカイ怪物くんの世界。あとはバスの車掌をしていた兄ちゃんがちょっとだけ好みでした。
今回はハリーの命を狙っている脱獄囚の影か全体にちりばめられていて、ひたすら怖かったです。でも真実は違っていたのね…良い話だなあと思う半面、いらぬ罪を背負った彼が切なかったです。でも失われるはずの命が救われたシーンはやっぱり手に汗を握る展開でありました。前回はハリーのパートナーとしてロンが活躍したけれど、今回はハーマイオニー大活躍だったね! 勝ち気で頭の良い美少女が活躍するのは実に痛快で楽しいね。
 
やっぱり映画館にはポップコーンかコーラは必要だと痛感。椅子にくっついているドリンクホルダーが空っぽなのって、あんなに切ないものなのね…。
2004/08/10 皇帝に嫌われ、帝王に好かれ
実家に息子と一緒に帰省して二日目です。十勝も空知と変わらないくらいに暑いですね。でもこの家には我が家にはない素晴らしいお友達がいます。エアコンくんがいるんだもの。おかげで元気バリバリかと思いきや、かえってダウンしてしまう情けない肉体が嫌いだ。毎日のように鎮痛剤とドリンク飲んで横になっています。すると息子が「遊んでーッ」とやってくるわけだ。泣きたい、本当に泣きたい。
それでも夕方の過ごしやすい時間にお出かけしてきました。母が孫可愛さに玩具を買ってあげたいんだそうで…みんなでトイザらスにレッツゴー。そこでミニカーのパーキングを選んでいました。そしていざレジに並んでみたところ、その手前にあったのがトレーディングカード類…当然そこに存在している『テニスの王子様 他校百花繚乱』…これはカードの中でも青学以外の学校を取り扱った私にとっては非常に有り難い内容のものなのです。しばらく悩みました。そして次に行ったのは悪魔の行動です。なんと売っていた奴を全部買い占めてしまったのです。全部で18パックはありましたね。のちに買いに行った人たちには下げる頭もございません…ゴメンナサイ。
そして家に帰ってからそれらを開けるのが楽しかったこと! でもって結果は、今日の日記のタイトルそのまんまです。とにかく出てくる出てくる跡部景吾のオンパレードでした。フルコンプはもちろん、もしかしたらネットオークションで高額で取引されそうな忍足とのツーショットもゲットしました(なのに氷帝の他のキャラはそんなにないんだよ。宍戸も鳳も芥川も樺地もないの。寂しい)。これって何かを訴えられていたりするんでしょうか。創作書けとか? だってあんた設定からしてゴージャス過ぎて筆が追いつかないんだよ帝王…。でもオークションには出さない。この人は別格で愛しているキャラだから。
そんでもってそのしわ寄せが立海減少という形で現れるのだな。3人の鬼才なんて一枚も出てきやしねえ。唯一が立海全員の『立海大附属の掟』というカードなんだけれど、これって幸村部長だけが撮影の日に休んだ卒業アルバムのごとく横っちょ扱いされているから悲しくてたまらんです。まあその代わりブン太と仁王のスペシャルレアをゲット出来ましたけどね。ブン太は念願のジャッカルとのツーショットもあって嬉しかった。あと『偵察』というカードの赤也のアップが激可愛いですぜ姉さん。
ちなみに六角はスペシャルは皆無でも、ほぼ全員のカードが集まりました。ダビデはひたすら多かったけれど、本命だから多いに許す。管理人は銀髪のキャラが好きなのですが、サエさんだけは原作の茶髪バージョンの方が良いなあとしみじみ思っていました。
2004/08/09 球☆春☆はくしゅんっっ
ミスフルの公式本である球春白書をようやく入手する事が出来ました。コミックスサイズの可愛い奴です。テニスの公式本より若干薄くて、値段は百円しか変わらない…おや? でも中身はギュッと凝縮されていて楽しい一冊でありました。読者が選んだナイン選抜に主人公がいないことにビックリ。いろんな事をやっているからじゃーっ!! (票が完全にばらけてしまっていたよ猿)
やっぱり一番見たかったのは作者のロングインタビューでした。いっぱいいっぱいの鈴木先生があんなに話してくれるなんて…それだけで買ったかいがあるというものだ。私は作者の作品はミスフルしか知らないんだけれど、そこに辿り着くまで試行錯誤あったんですねー。びっくりしたのは新連載当時に人気が出始めたテニスの王子様を意識して、主人公をクールな天才タイプにするつもりでいたんだそうじゃ!! もしそうなら一体どんな主人公になったんだ猿野天国。こればっかりは止めてくれた編集部に感謝だ。ミスフルに求めているものはテニスとは違うからなー。努力家で真面目な、ひたむきで頑張りやな…天才とは対極に位置する子津くんが人気投票で二位にいるのがファン層の意見を代弁している気がするのですよ。。
キャラに対するコメントも愛に溢れていて良かったです。そーかそーか、やっぱり凪さんは作者の理想の女の子だったか。ファンの好きな台詞人気投票の中にも「こんなにがんばっているじゃないですか…」がちゃんと入っていて嬉しかった。彼女と天国は私のカプ萌えの原点です。
 
そしてこのテの本には必ずあるだろう『性格判断占い』ですが、やってみたところ私が辿り着いたのは…。
 
『兎丸比乃』
 
そんなに黒いのか私…。
2004/08/08 脳内ゼロブレイク
本日の脳内会話
 
「うーん、ルビーちゃんの声は国府田マリ子さんだったね。期待通りの可愛いさでした。満足」
「天の助とのシーンはやっぱり萌えますな」
「ところでおちょぼ口くんの声がやたらと美形だったんだけど」
「最初は堀内賢雄さんかと思った」
「誰だったんだろう…エンディングチェック!」
 
『成田剣』
 
昨日はネオロマンスのイベントだった筈なので、もしかしたらご本人はオンエアを見られていないのではないでしょうか。私も国府田さんのキャストは知っていましたが、成田さんは意外でした…熱心なファンでも逃している人は結構いるような気がする。ネオロマンスファンには穴場かもしれないよボーボボは。ちなみにガールズサイドファンにとっては穴場でもなんでもないのだな。堂々と主役級に二人(笑)。
でもあえて断っておきたいのですが、おちょぼ口くんはアリオスのような美形では絶対にないからね。巨大な唇がそのまま顔になっている忍者です。だからそこまで美声にしなくても…っていうキャラ。でも嫌いにならないであげてくれ。ボーボボに破れてからはこっそりとおでん屋台を経営して、密かに田楽マンを慰めていたりするのだから。まあ役者として若干ハジケ不足だったのは仕方ないということで。前回に出ていたのがオリヴィエとマルセルだったからなー。
 
そしてOVERのキャストもどうやら決まったらしいですね。杉田智和さんという声優さんだそうで…若手の人なのかなと思い、念のためにネオロマンスのサイトへお出かけしてみました。そしたらエトワールの新キャラのうちのベルバラ男の声優さんだったことが判明。おいおい大丈夫かよ…と一方的ですが思ってしまいました。というのもOVERというキャラ自身が問答無用の悪役で、本来なら若本さんか玄田さんがあててもいいようなタイプなんですもの。アンジェに出てきたフランシスというキャラとはイメージが全く違うみたい。もっとも実際に声を聞いたことはないので、もの凄く渋い役もこなせる人なのかもしれませんが…つーかそうでないと困る。原作でも最高傑作と誉れ高く、ファンの中でも期待度が他の話とはレベルごと違うOVER編がどうなってしまうのかちょっと不安になってきました。あの話がボーボボを巻頭に近い位置まで持ち上げたんだもの、もし外した時のひんしゅく度も他とはまったく異なるぞ。破天荒の悪夢再びにならないといいけれどね。せめて魚雷先生は別人でありますように(美女声希望)。
2004/08/07 おやびんがうちにやってくる
ボーボボのDVDって本当は先月の後半にすでに発売されていたりするんですけれどね。でも入荷がよっぽど少ないのか、もしくは結構売れているのか…なかなか店舗で発見することが出来ません。この前アニメイトに行った時ですらなかったもんなー。待ちくたびれて通販に手を出す私。それが本日届いたのでした。ジャケットのおやびんがりりしくって素敵よ。
一体何の話が収録されているのかというと…お茶漬け星人でした。この頃ってうちのビデオが壊れてしまっていて、欠かさず録画していたのにまともな映像にふれたことがなかったのです。ああーやっぱり檜山声は良いですわ。あれ見ていると食べたくなるもん、お茶漬けが(このくそ暑いのに)。特に茶碗の中にフランスパンつっこまれた時の、おフランスちっくな発音がお気に入り。今でも彼は親玉である軍艦の側にいるのかしら。再登場しちくり。
あと1時間のスペシャルはやっぱり二つに別れてしまいましたね。ということはソフトン登場は次巻ということか…ちょっとだけ寂しい。でもあのゲチャッピとの列車バトル大好きー。そしてしゃもじ親子のふれあいに涙ちょちょ切れー。ソーメン老師渋くて格好いい…声は青野武さんなのですよ。おそるべーし、おそるべーし。
2004/08/06 僕は神様を憎んだ
この日記はおそらく発売後にアップされるので、あえて今日のうちに書いておくことにしました。うーん、やっぱり立海敗北ですか。アニメもそういう展開だったから、わかっていたといえばわかっていたんだけれど…でもこんなに悲しい気持ちになるのは、内心でちょっとだけでも立海勝利を期待していたからかもしれません。というのも主役校もすでに全国に行くのは決定しているのだから、だったら全国をすでに二連覇しているチームに花を持たせるのかと思ったのですよ。翼が予選で日向に破れたように、もしくは湘北が海南大附属に破れたように。
一度は負けた方がキャラの試合に対する情熱も違ってくるから、それに合わせるように余計に読み手も燃えるのがスポーツマンガの醍醐味なんですよね。でもこの作品に関しては通用しないのだとわかりました。この作者さんがコラージュしている(すでにオマージュというレベルではない)スラムダンクという作品は、勝者はもちろん敗者も美しいマンガでした。翔陽が破れた時の藤真の涙、海南に破れた時の花道の涙、そして陵南が破れた時の監督の言葉…そこまで描ききってくれたのならまだ救われたんだろうな。でもご本人曰く「主人公は自分の分身」らしいから、他者まで興味を持つことはないのでしょう。こりゃ負けないはずだよ。
作者がちょっとだけズルイと思うのは、主役チーム以上に敵チームの描写を多用していたからです。部長の入院・決勝の日が手術・負けられない理由・全国3連覇・外さないパワーリスト・ダブルスの入れ替わり・幼なじみの対決・3人の鬼才・ラケットで先輩を庇う・覚醒後の敗北…はっきり言ってこれらのことを主役ではなく、敵である彼らが背負っていたわけです。ならば自然と期待を寄せるし、もう少しどうにかしてくれるものだと思っちゃいますよ。そして期待させるだけさせて後はドッカンと落とすわけだ。今となってはまるで全てがなかったことにされたみたい。申し訳ない…今は恨み言しかでてこないや。頭を冷やさなくてはならないのに、ショックでかすぎ、ファンの皆様すみませんです。
 
さてこれからどうしようかなー。立海大に今後出番がなかったとしても好きな気持ちに変わりはないし、魅力的なキャラが出てくればやっぱり見たいと思っています。そしてお題の方も引き続き彼らをメインに書いてゆくつもりです。全国はどういった話になるんだろう。北海道代表はおそらく瞬殺か? 出来れば大好きな立海か六角中と戦って破れたいです。ダビデやバネさんやサエさんや剣太郎くんが相手ならば、それなりに友好関係を築いて帰れそうだな。そして立海8人だったなら、負けるが本命。「やっぱり王者は凄い」と納得して帰るのです(←私情入りすぎ)。もし青学にボロボロにされた挙げ句に「まだまだだね」などと捨て台詞を吐かれたとしたら…北海道民はとってもナイーブなのです。おばさん泣いちゃう。
あと某所でちょっとした面白いネタを教えてもらいまして、ちょっとだけ浮上出来たかもしれません。それが実際に描かれるかはまるで雲を掴むような話ではありますが…現実になったとしたら凄いよな。もしかしたら私はもっと『手塚国光』というキャラを知っておいた方が良いのかもしれません…他校至上主義者なのでね。
2004/08/04 地下鉄にて
息子の通院の為に札幌に出向き、地下鉄に乗ったところ、懐かしい顔が広告として車内にぶら下がっていました。『幽遊白書 完全版』…ジャンプでも予告されていましたが、ついに発売されるんだな。表紙は描き下ろしらしいですね。今だとあんな感じになるんだ(カラーがアニメ色だったんでびっくり。本当の赤いきつねですな)。ちょっとキャラが幼い感じになってしまうのは現在の連載の影響かな? まあどちらにしろこれは管理人の青春でございますよ。これにパプワくんとスラムダンクを加えたら、当時の同人関連は語り尽くせますしね。もっとも私がちょっとだけ参加していたのは幽白だけでした。実家の母が知らないうちに全巻処分してくださったので、これを機会に買いそろえるのも一興かもしれない。でも心の奥底で、あの夫婦にこれ以上儲けさせるのは危険だとも思っています。どーしよ。しかも上手い具合にセーラームーンのコミックスまで処分して下さって…おかん、どーもありがとう。でも本当にここの夫婦にはこれ以上の儲けを与えるのは危険だと心の底から思う私。
地下鉄に下がっていたポスターは私もお気に入りのイラストでした。ぶっ倒した鬼の妖怪の上に座っている幽助・桑原・飛影・蔵馬のやつです。これはね…本当に全編通して大好きだった。初期のヒューマン的部分もそうだし、四人が集まってからの戦いと暗黒武術会も好き。各自が好き放題やっていながら、それでもきちんと相手を考えていた仙水編も。蔵馬の「この四人の誰が欠けても嫌だ」というセリフが今でも大切な宝物です。 
2004/08/02 多串くんと書いて土方さんと読む
「まあ、あれだな。大河に出ていたお登勢さんがそっくりだったからな」
「…戸田恵子ファンが怒りそうなことを…」
 
だからといって、いきなり銀魂のコミックスを揃える理由にはならないんですけれどねーでも原作者のコメントをストレートに受け入れると、本当に新撰組人気に便乗しようとしたらしいから(笑)。これも運命と悟って本屋まで出かけました。一巻の初版は本当に少なかったらしく、私が入手したのはすでに四版目になっていましたっけ。でも二巻はちゃんと初版だったよ。ちなみに新撰組便乗がもしなかったとしたら、作者自身はハリー・ポッターに便乗した和風魔法学園モノを考えていたそうです。そっちはそっちで見てみたい。小心者のハリーを筆頭に、もの凄い性格のロンと凄まじい性格のハーマイオニーが登場したと思われます。銀魂で激しくもうけた後に、道楽でいいから描いてもらえないだろうか。
このマンガって、確かにキャラクターがもの凄く面白いんだけれど、ネームの勝利のような気がする。一コマに一体いくつのツッコミが入っているのやら。だから咳き込んでいる間に次々とギャグがやってくるもので、全編通して楽しくて仕方ありません。そして時々挿入される人情話も良いよなあ。銀さん自身に説教臭さがまるっきりないから、余計ストレートに心にくるんだな。まさにいい話を聞かせてもらったよ…って感じなのです。
個人的には銀さんとお登勢さんの出会のシーンが凄く好き。思わずカップリング萌えしてしまったくらい好き(笑)。『あんたの代わりに俺が護ってやる…』また泣かせるセリフを吐いてくれたもんだ。饅頭二個の恩義をとっくの昔に超越しているよ。くっついちまえ、ついでに(←本気)。このカップルを愛するなら、やっぱり外せないかんざしのエピソード。ラストにお登勢さんの顔が美女に見えてしまい、慌てて目をこする銀さん可愛い。でも二次元創作は無理だ…いくら私の思考が明後日を向いているからって、ばーさんとにーちゃんのラブストーリーは書けないよ。見たいけど。
そして二巻の銀さんVS土方さんのオチね。近場で見守っている近藤さんと沖田くんがーーーっっっ!! 「俺も一戦交えたくなってきましたぜ」「やめとけ」…いいぞいいぞ真選組っ。大好きだーっっっ。あれだけむちゃくちゃな恐怖政治をひいてそうな連中なのに、どうしてあんなに仲良しなんだ。なんとなく立海大附属に近くないか? ということは私がこういう感じの集団が好きだってことか。土方さんの言うところの『戦友』だからね。
 
「誤解されたくないから言っておきたい」
「何を?」
「私沖田くんは黒いとは思っているけれど、絶対に嫌いじゃないよ。かえってあそこまで黒いと愛情が沸いて来るんだよね。今では3本の指に入るくらい大好きだよ」
「そのうち一本は近藤局長だとして…最後の一本は誰よ」
「そうだなあ、やっぱり多串くんかなあ」
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Last updated: 2010/8/12